タイトル:超絶オナニー
「オナニー」
その単語から感じるのは決して良いイメージではない。どこか情けなく、それでいて寂しいような哀しいようなイメージが沸いてくるだろう。
だが、オナニーはとても重要な事なのだ。侍が常に刀を研ぐのと同じで、来たるべき時に備えて常に己を研く。それがオナニーなのだ。
そんな戦国オナニー時代を過ごした俺のエピソードを1つ。
あれは俺が中学生だった頃、「射精が気持ちいいのはイク瞬間に脳内麻薬が出るから」という話を聞いた。そして「イク瞬間に頭を振って脳内麻薬を拡散させれば気持ち良さも倍増」という話も有名だった。
それを聞いたオナニー仲間は、こぞってヘッドバンクオナニーをやりだした。だが、みんなと同じ事をやっていたのではこの戦国オナニー時代は生き残れない、そう思った俺は、また違った脳内麻薬の使い方を考えた。それは
「脳の一点に集中させること」
そう、まさに逆転の発想。コロンブスのオナニー。脳内麻薬を拡散させるのではなく、逆に一点に集めたらどうなるかという試みだった。
早速俺はいつも通りオナニーを開始した。オカズは僕らの仲間デラべっぴん。高まる興奮、駆け抜ける性春。そしていよいよ射精の時を迎えた俺は、脳内麻薬を一点に集めるべく
「ウォッシャー!!」
と叫びながら、右手でちんこを握ったまま左手一本で逆立ちをした。そしたら
大転倒
うん、さすがに無理があった。足が本棚にぶつかってドガシャーン!とか凄い音がした。しかもその本棚からドカドカ本が落ちてきた。下半身丸出しで転倒している俺の上に。
その音に驚いた母親が「○○!こんな時間に何やってんの!」と言いながら階段を上がってきた。その時俺は、世界で一番早くパンツを穿いたと思う。
部屋に来た母親は「何パンツ一丁で馬鹿やってるの!変な事ばかりしてないで勉強しなさい!」と怒鳴ってきた。その時の悲しそうな母親の瞳、俺は一生忘れる事はないだろう。
〜fin〜